【知恵袋は間違い】妊娠中リステリア菌感染した?真実教えるよ
「リステリア菌 妊娠中 食べてしまった」 今、この記事を読んでいるあなたは、スマホを持つ手が震えているかもしれません。 知恵袋を読み漁り、大丈夫という言葉に少し安心し、でもやっぱり怖くなって、また別の掲示板を検索する。 そんな無限ループの中にいませんか?
かつての私もそうでした。 結論から言います。ネットの掲示板にある「私は大丈夫だったから、あなたも大丈夫」という根拠のない慰めは、今すぐ忘れてください。 厳しい言い方かもしれませんが、リステリア菌は、お腹の赤ちゃんにとって本当に恐ろしい菌です。
私は妊娠中、実際にリステリア菌の恐怖と正面から向き合い、徹底的に医師や専門機関のデータを調べ尽くしました。 この記事では、知恵袋の曖昧な回答ではなく、医学的な事実と私の実体験に基づいた「真実」をすべてお話しします。
なぜ「知恵袋の回答」は危険なのか
知恵袋などのQ&Aサイトを見ると、リステリア菌に関する質問に対して、決まって次のような回答がつきます。
「私も生ハム食べちゃったけど、元気な子が産まれましたよ!」 「ナチュラルチーズって言っても、日本のメーカーなら大丈夫ですよ」 「一口くらいなら心配しすぎ。ストレスの方が毒です」
これらは、その方にとっては事実だったのでしょう。 しかし、「たまたま運が良かっただけ」の話であり、医学的な安全を保障するものではありません。
リステリア菌の恐ろしいところは、妊婦さんは一般の人に比べて約20倍も感染しやすいという点です。 そして、お母さん自身は「ちょっと風邪っぽいかな?」程度の軽い症状、あるいは無症状であっても、菌が胎盤を通して赤ちゃんに直接届いてしまうのです。
「自分が大丈夫だから赤ちゃんも大丈夫」という理屈が通用しないのが、リステリア菌の最も怖い性質なのです。
私が「リステリア菌」の恐怖に震えたあの日
私の体験をお話しします。 妊娠中期のことでした。友人の結婚式に出席した際、出されたオードブルの中に、見るからに美味しそうなパテと生ハム、そして白カビのチーズが並んでいました。
「一口くらいならいいよね」 そんな軽い気持ちで、私はそのすべてを口にしてしまいました。
帰宅後、ふと気になってスマホで検索した瞬間、血の気が引きました。 そこに並んでいたのは、敗血症、流産、死産、そして新生児リステリア症という恐ろしい文字の羅列でした。
翌朝、私はわずかな寒気を感じました。 「ただの冷えかな?それとも感染した?」 恐怖で涙が止まらなくなりました。 病院の先生に電話をしても、「現時点でできる検査はないし、症状が出るのを待つしかない」と言われるだけ。 あの時の、自分の無知が原因で赤ちゃんを危険にさらしてしまったという罪悪感と絶望感は、今思い出しても胸が締め付けられます。
そもそもリステリア菌とは?正しく恐れるための知識
リステリア菌(Listeria monocytogenes)は、河川や土壌など、私たちの身の回りにどこにでも存在する菌です。 他の食中毒菌と決定的に違う特徴が3つあります。
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4度以下の冷蔵庫の中でも増殖する
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10パーセント程度の高い塩分濃度でも死なない
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加熱(中心部75度以上)でしか死滅しない
つまり、冷蔵庫に入れているから安心、塩漬けにしているから安心、という常識が通用しないのです。 これが、生ハムやスモークサーモン、ナチュラルチーズが危険だと言われる最大の理由です。
感染した場合の症状
妊婦さんが感染すると、以下のような症状が出ることがあります。
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38度以上の高熱
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激しい頭痛
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悪寒(ふるえ)
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筋肉痛
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関節痛
厄介なのは、潜伏期間が非常に長いことです。 食べてから数日後に発症することもあれば、数週間、長いときには2ヶ月後に症状が出ることもあります。 だからこそ、「食べてから3日経っても何もないから大丈夫」とは言い切れないのです。
国内産なら大丈夫?メーカーの「安全」を過信してはいけない
よく知恵袋で「日本のメーカーのチーズは加熱殺菌されているから大丈夫」という書き込みを見かけます。 確かに、日本の大手メーカーが販売しているプロセスクチーズや、一部の加熱済みナチュラルチーズは、製造工程で殺菌されています。
しかし、注意しなければならないのは二次汚染です。 工場での製造段階では菌がいなくても、スライスする工程や、スーパーで小分けにする工程、あるいは自宅のまな板から菌が付着し、冷蔵庫の中で増殖する可能性はゼロではありません。
また、個人経営の農場で作られたこだわりのチーズや、海外から輸入された本格的なチーズは、殺菌工程が不十分なケースもあります。 「日本製だから100パーセント安全」という思い込みは、妊娠中だけは捨ててください。
もし「食べてしまった」ときに、今すぐあなたがすべきこと
この記事を読みながら、後悔で押しつぶされそうになっているあなたへ。 今からお伝えすることを、落ち着いて実行してください。
1. 食べたものと日時をメモする
いつ、何を、どれくらいの量食べたのかを記録してください。 パッケージが残っているなら、裏面の成分表示や製造元も控えておきましょう。
2. 自分の体温をこまめに測る
リステリア菌感染のサインとして最も分かりやすいのは発熱です。 1日2回、体温を測定し、38度以上の熱が出ないかチェックしてください。
3. かかりつけの産婦人科に正直に相談する
「こんなことで電話して怒られないかな」なんて思わないでください。 不安な気持ちも含めて、先生に相談しましょう。 現在、症状がない状態で血液検査をしても、感染の有無を正確に判定するのは難しいのが現状ですが、医師に情報を共有しておくことで、万が一発熱した際の初動が早くなります。
4. ネット検索を一旦やめる
知恵袋や掲示板を見ても、あなたの不安は解消されません。 「大丈夫」という言葉を探すのも、「最悪のケース」を読み漁るのも、今のあなたには毒です。 信頼できるのは、厚生労働省の公式サイトと、目の前の主治医の言葉だけです。
これからどう過ごすべきか?二度と後悔しないための食生活
今回の件を教訓に、これからの食生活で徹底してほしいことがあります。 赤ちゃんを守れるのは、お母さんであるあなただけです。
避けるべき食品リスト
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ナチュラルチーズ(加熱していないもの):カマンベール、ブルーチーズ、フェタ、リコッタなど。
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生ハム、サラミ、パテ:非加熱の肉製品。
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スモークサーモン:冷燻された魚介類。
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肉や魚のパテ、テリーヌ。
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未殺菌の牛乳、乳飲料。
安全に食べるための工夫
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とにかく加熱する:ピザに乗せてグツグツ煮えたカマンベールならOKです。中心部までしっかり熱を通せば菌は死にます。
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生野菜はよく洗う:土壌に菌がいるため、野菜も油断禁物。食べる直前に流水でしっかり洗いましょう。
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賞味期限を守る:冷蔵庫の中でも菌は増えます。期限内であっても、開封後は早めに食べきりましょう。
最後に伝えたいこと:自分を責めすぎないで
厳しいことも書きましたが、最後に一番伝えたいのはこれです。 「知らずに食べてしまった自分を、どうか責めすぎないでください」
私もあの時、自分を責めて、赤ちゃんに謝り続けて、ボロボロになりました。 でも、そうやって悩んでいるのは、あなたが赤ちゃんを心から愛している証拠です。
リステリア菌への感染確率は、決して高いわけではありません。 日本国内での妊婦さんの感染報告は、年間でも数件から数十件程度と言われています。 過度に楽観視してはいけませんが、絶望する必要もありません。
今日からは、正しい知識を持って、選んで食べる。 それでいいんです。 お腹の赤ちゃんは、お母さんの笑顔が大好きです。 不安な夜は、温かい飲み物を飲んで、ゆっくり休んでください。 何かあればすぐに病院へ。その準備さえできていれば、あなたはもう大丈夫です。
妊娠中のリステリア菌対策まとめ
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知恵袋の「私は大丈夫だった」は医学的根拠なし。過信は禁物。
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妊婦は一般人の20倍感染しやすく、赤ちゃんへの影響が大きい。
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4度以下の冷蔵庫でも増殖し、塩分にも強い。唯一の弱点は加熱。
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生ハム、スモークサーモン、加熱不十分なチーズは絶対に避ける。
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食べてしまったら、食べたものと時間をメモし、体温の変化に注意する。
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不安な場合は、恥ずかしがらずにかかりつけの産婦人科へ相談する。
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自分を責めすぎず、これからの食生活を改善することに集中する。
この記事が、不安で眠れない妊婦さんの心を少しでも軽くし、正しい行動へのガイドとなることを願っています。


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